こちらのコマンダーホルダーはオンラインショップで販売中です
ECUを社外に変えた事で ECUのちょっとしたパラメーター変更や、車両のモニタリングができるコマンダーを車に設置することになりました。
しかし、このコマンダーは取り付ける場所が意外にないんですね。
他の方に聞いても固定方法は両面テープと聞きます。両面テープで固定すると、ドリフトやサーキット走行で落ちてしまい、肝心な時に使えないという事が起こります。
そこで、コマンダーをしっかりと取り付けする(置く事ができる)部品をつくりました。
開発の苦労
製品に至るまでに何度も試作を繰り返しており、特にポケットパーツの代わりにインパネに固定するベース部のパーツは何度も作り直しました。
最初はペラペラの部品だったのですが、それだと時間が経つと変形してしまい、固定できなくなったり、爪が甘く走行中に落ちてきてしまうという問題があり、何度も設計の修正、3Dプリンタによる試作を繰り返しました。
試作、テストを繰り返し、リブの追加、爪の追加をする事でしっかり固定ができるようになりました。
製品へのこだわり
このホルダーはドライバーが見る部品となるため、ある程度位置調整が必要だと考えました。
そこで、コマンダーをホールドするパーツはスライドで位置が決められるようにしました。
運転姿勢に合わせて高さを調整、ケラレのないようにする事ができるかと思います。
本製品におけるチャレンジ
この製品では初めて購入した方が組み立てを行うキットスタイルでの販売を行うことにしました。
理由は送料が高くなるからです。そこで取り付け手順書を今回同梱しています。
このような資料を作成するのは初の試みです。メーカーで機械設計をしていたときに、工場に提示する手順書を思い出しながら、作りました。